: インド

青い街 ジョードプル 訪問記 #3

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ジョードプルで2日目の朝を迎えた。まだ気温が少し穏やかな午前、メへランガール砦 (Mehrangarh Fort) へ向かった。

メへランガール砦は旧市街地からさらに丘を10分ほどオートリキシャで登った場所にあり、ジョードプルの街が展望できる。「砦」の名前がつくように、ここはかつでジョードプルを外敵から守るための重要な拠点であったわけで、今でもその砦の上部にはかつて使われたと思われる砲台が備え付けてある。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #13 – おまけ

前回の第12回の記事で羅王と別れ、僕もダラヴィ・スラムのツアーを終え自宅に戻り、インドでのエンペラーの会も無事に終了しました。

第1回目の記事を書いたのが9月24日ですが、実際にメンバーがインドに来てくれたのは9月18日から21日にかけてでしたので、もう1ヶ月前の出来事なんですね。そのため本シリーズの後半は若干記憶が曖昧になりつつありましたが、記事を書いているうちにそういえばあんなこともあったな、なんて思い出すことも多かったです。とても楽しい4日間でした。はるばるムンバイに来てくれた羅王、ザッキーニ、マッチには改めて感謝です。

 

羅王とザッキーニのブログでも今回のエンペラーの会に関しての振り返りが進んでいますので、ぜひご覧になって下さい。同じ出来事を別の人間が書くとこうも違ってくるのかと思います笑。

  • ラオウを目指す羅王のブログから「インド5弱の衝撃!8年ぶりに行ったインドの話 その1」以降の同シリーズ
  • ザッキーニッキ。から「生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その1」以降の同シリーズ

最後にご紹介できなかった写真から何点かピックアップしてみました。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #12 – 別れ

これは「エンペラーの会インド編第11話」からの続きである。

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今回のダラヴィ・スラムのツアーには羅王と僕以外にイギリスからの青年3人そしてシンガポールからの参加の女性1人も同行している。商業地区を見ながらトーマスは色々な説明をしてくれ、またツアー参加者からの質問を受け付けてくれた。

印象深かったのは同行していたイギリス青年グループとトーマスとのやり取りだ。彼らも自分たちの興味故に質問しているのだろうが、その質問内容がかなり率直、というより日本人感覚からすればやや失礼なものも少なくなかった。例えば、この仕事でいくら収入が得られるのかとか、このビジネスを買うとしたら(オーナーになるとしたら)いくらくらいお金を払えばよいのか、とかそんな質問だ。当然、異国の地でそういった点に興味を持つのは理解できるのだが、モノの言い方として、ダラヴィ・スラムの人々を下に見ているような言い方だったのが気になってしまった。彼らの1人がコソっと仲間に「ここは発展途上国だから仕方ないよね」とのコメントを漏らしていたのも僕は聞いている。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #11 – ダラヴィ・スラム

これは「エンペラーの会インド編第10話」からの続きである。

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午後、タクシーでダラヴィ・スラム (Dharavi Slum) に向かう。Realty TOURS & TRAVELS のスラムツアーに参加するのだ。

ムンバイに飛行機で降り立つ時、滑走路のすぐ近くにはたくさんのスラムが建ち並んでいる。雨漏り防止なのか日除けなのか、トタンの屋根にブルーシートが敷かれているので、空から見るとそれがスラムなのだとよく分かる。空港の周りだけでなく、ムンバイの市内を移動するときも、あちこちにスラムと思われる住居地区がたくさん目に入る。高層マンションの近くに点在するスラム。これが至るところにあるのがムンバイという街だ。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #10 – ザッキーニとマッチ、帰国

これは「エンペラーの会インド編第9話」からの続きである。

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しばしの休息から回復し、今回最後となるエンペラー全員での晩餐へ。初日木曜日の夜、二日目金曜日の昼と夜、そして本日三日目の昼と連続でインド料理を食べている。そこでたまには他のジャンルにしようと提案。あくまでもメンバーのために、という言い方をしていたが、実際には僕がもう限界だった。

彼らにしてみれば本場インドで食べる旨いインド料理とあって、それが連日続いても問題ないかもしれないが、僕はその本場インドで食べるインド料理が既に過去9ヶ月にわたって続いている。旨い不味いの問題ではなく(実際旨いのだが)、インド料理か否かが問われている。したがって強引にインド料理以外の選択肢としてシーフードの美味しい中華があるよという提案を行い、メンバーの賛同を得ることに成功した。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #9 – ドビー・ガート

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これは「エンペラーの会インド編第8話」からの続きである。

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羅王、ザッキーニ、マッチの珍道中を書いているとなかなか話が進まないのが今回のシリーズの悩みである。ブログを読んでくれているムンバイの複数の友人からも「魅力的な仲間ですね」とのコメントを頂いている。確かに「魅力的」ではあるし、彼らのような仲間がいてとても恵まれていると思う。ただし「会ってみたいです」とは誰も言ってくれないのは、やはり何か問題があるのかもしれない。日本語はオブラートに包んで表現するものだ。

既に9話目だが、今日は土曜日の話だ。つまり木曜日に羅王とザッキーニが到着し、金曜日にマッチが到着し、全員でムンバイを観光する土曜日である。前回の記事に書いたように今日はいくつかのポイントを回ったのだが、個々については詳細は書かない。もしご興味を持たれる方がいれば羅王のブログをご覧頂きたい。「インド5弱の衝撃!8年ぶりに行ったインドの話 その7」によくまとまっている。

盟友ムンバイへ来たり(エンペラーの会) #8 – 市内観光

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これは「エンペラーの会インド編第7話」からの続きである。

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土曜日の朝を迎えた。今日は終日、エンペラー全員でムンバイのローカルツアーに出かける。クマールと相談していくつか訪問場所を決めたが、僕が必ずエンペラーの皆を連れて行こうと考えていたのはインド最大級の洗濯場であるドビー・ガート (Dhobi Ghat) と、インドを知る上では欠かせないスラム (Slum) 。この2つは実際に見て体験してもらわなければと思っていた。