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アジアの西の果てとヨーロッパの東の果て

長期休暇を取得しトルコとギリシャを周っていました。どちらも初めての訪問でしたが、長い歴史の積み重ねを感じさせる重厚な場所でした。 中でもトルコはイスタンブールといえば、黒海とエーゲ海とをつなぐボスポラス海峡の両岸に亘って存在するわけですが、海峡の東側をアジア、西側をヨーロッパと見なすならば、イスタンブールはアジアにとっては最も西にあり、ヨーロッパにとっては最も東にあるとも言えます。 ヨーロッパとアジアそれぞれの民族や国家はこのボスポラス海峡を何度も渡りながら交流しまた覇権を争ってきたわけで、歴史上、常に重要な役割を担ってきた場所。 今はイスラム教の国だけあって、1日5回の礼拝の時間を知らせるアザーンが流れるこの街に滞在し、数々の遺産を廻りながらその歴史の変遷に思いを巡らしました。 僕は学生時代は世界史に関しては全く出来の悪い学生でしたが、実際にその歴史が作られた場所に訪れ五感を通じてその場所を体験すると、すべてのストーリーがリアルに感じられ、点と点が線として繋がってとても面白いですね。もっと学んでみたくなります。 滞在の過程で様々な刺激を受け色々と考えさせられましたが、まだうまく言葉にでてきません。少しずつ整理していけたらと思います。 冒頭の写真はイスタンブールのスルタンアフメット・モスク (Sultanahmet Camii)、通称ブルーモスクです。モスクの美しさに気づくことができたのも、今回の旅の実りの一つ。今回の旅路で撮った写真も合計2000枚を超えましたので、こちらも少しずつご紹介していけたらと思います。

青い街 ジョードプル 訪問記 #3

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ジョードプルで2日目の朝を迎えた。まだ気温が少し穏やかな午前、メへランガール砦 (Mehrangarh Fort) へ向かった。

メへランガール砦は旧市街地からさらに丘を10分ほどオートリキシャで登った場所にあり、ジョードプルの街が展望できる。「砦」の名前がつくように、ここはかつでジョードプルを外敵から守るための重要な拠点であったわけで、今でもその砦の上部にはかつて使われたと思われる砲台が備え付けてある。

ドバイ #3 – ブルジュ・ハリファ

せっかくドバイに来たので定番中の定番ですが、世界一高い高層ビルである、ブルジュ・ハリファ (Burj Khalifa) にも登りました。全高 828m とのことです。市内を巡っていてもこの建物の存在感は圧倒的で、まさにドバイのランドマークですね。登ったからといって夜景以外に特に何があるわけでもありませんが、かといって登らずにドバイを去ってはいけないような場所ですね。 2010年の開業からすでに4年以上経過していますが今も非常に人気は高く、事前のチケット予約は必須です。僕は数日前に訪問を決めたため、すでに夕刻日没の時間帯のチケットは売り切れでした。そこで少し遅い午後7:30のチケットを購入。予約時間前に現地のカウンターにて実際のチケットを受け取り、20分程度並んで展望台 (At The Top) まで辿り着くことができました。 800m を越える高さからの景色はというと、もちろん素晴らしい眺めでしたが、個人的には東京のほうが好きかなと思います。当たり前ですが、夜景の良さはその建物自身の高さだけでなく、その周辺に広がる建造物の姿形に大きく依存するので、高層ビルが遠方まで広がる東京近辺の夜景はなかなかのものだと思います。 ところで中東と言うとオイルマネーの印象が強いのですが、ドバイのオイル産出量は限られているのだそうです。 アラブ首長国連邦としては豊富な石油資源によって経済が支えられているものの、その資源のほとんどがアブダビに集中しており、ドバイはアブダビの10分の1程度の産出量なのだそうです(引用: ドバイ旅行館)。そして、ドバイの GDP に占める石油関連の収入は 4% 程度との情報もあります(引用: R25)。従ってドバイとしては、観光や金融サービスを主たる収入源とすべく、国を発展させてきたとのこと。 今回旅をしてみて、きっとそれはうまく成功したのだろうなと感じました。観光客にとっては非常に快適な場所が揃っています。その戦略的な国家の発展のあり方はシンガポールにも通じるところがあり、一つのモデルとして素晴らしいなと思います。 しかし一方で、これはあくまでも個人的な感想ですが、どうしても気になってしまうことがありました。 一つは、こうした観光地としての発展を目指そうとすると、街の姿がどこに行っても同じように感じてしまうこと。モダンなデザインの高層ビルを立てて、世界中のブランドショップを並べた姿を見ていると、わざわざこの国に来る意味はあるのかなと思ってしまいます。そして、もう一つが、多くの観光ビジネスが外国人労働者に依存していること。ドバイの市場に行っても、それを売っているのは近隣の国からの外国人ばかりなのです。京都の着物屋に行っても、そこには日本人がいない様なもので、モノは売れてもコトが売れていない感じがしました。 当然、自国の限られた資源や人口と、周辺国との経済関係を考慮すれば、こうしたビジネスに帰着するのは合理的ですし、僕もその判断をする立場であればそう判断すると思いますが、一人の観光客としては、なんとなく寂しさを感じるところです。 日本も観光立国としての発展を目指しているところですが、日本ならではの要素をきちんと残しながらも、グローバル視点で魅力ある観光地として発展させていくというところのバランス感覚やその舵取りが極めて重要ですよね。 最終日はホテルでゆっくりした後インドに戻りましたので、ドバイ関連の記事は一旦こちらで終了です。その他の写真は Behind the Phoword を是非ご覧ください。 関連記事:ドバイ #1 | ドバイ #2 ご参考: ブルジュ・ハリファの展望台 At the Top のチケット予約 http://www.burjkhalifa.ae/en/ObservationDeck/TicketInformation.aspx

ドバイ #2 – Big Bus Tours で市内観光

ドバイ2日目は、ドバイ市街地へ。昨日のデザートサファリでニュージランドから観光に来ているグループとご一緒したのですが、市内観光は “Big Bus Tours” を利用すると良いよと教えてもらいました。有益な現地情報を頂き感謝です。これは $66 (2014年8月現在) のチケットを買えば、終日市内を走る観光バスに乗り降りしながら各スポットを回ることができるというもの。タクシー移動も比較的安価にできるドバイなので、$66 はやや割高な印象ですが、こちらは2階建てバスで見晴らしも良さそうですし、おまけで博物館などのチケットも付いてくるので利用してみることにしました。 ドバイの市内観光は大きく2つに分けることができそうです。一つは旧市街と言いますか、昔ながらの市場を中心としたエリアを回るものと、もう一つは近年急速に発達したモダンな建築物を回るものです。Big Bus Tours はそれぞれのエリアに合わせ2つのルート設計になっており相互を自由に行き来可能です。 アラビア語で市場はスーク (Souk) と呼ばれます。ドバイには3つの有名な Souk があり、それぞれ Textile Souk (繊維品市場)、Spice Souk (スパイス市場)、Gold Souk (貴金属市場) と呼ばれています。いずれも近接しており互いにアクセスしやすい場所に存在しています。冒頭の写真は Spice Souk にて。スパイスといっても、インドのマサラとはまた違った感じですね。色もやや落ち着きがあります笑。 Textile Souk から Spice Souk または Gold Souk へ移動するには入江 (Creek) を渡る必要がありますが、このために Abra と呼ばれる小型の船が運行しています。これに乗るのもまた観光では定番のようでした。一人 1 AED (約30円) です。 ドバイはどこに行っても外国人労働者ばかりです。人口の 90% が外国人というデータもあります。 例えば、昨日のサファリツアーのドライバーはスリランカ出身、ホテルから市内まで送ってくれたドライバーはインドのケララ州出身、そして Textile Souk での買い物で対応してくれた売り手はパキスタン出身でした。ドバイの労働環境は過酷と聞きますが、それでも母国で働くよりは収入が良いので、皆家族を母国に置いてドバイで単身で働いているのでした。収入が良いといっても、そう簡単に帰国できるわけではないでしょうから、長期単身赴任です。インドのケララ出身のドライバーは1年から1.5年ごとに帰国しているとのこと。その覚悟たるやすごいなと思いました。 ところで、Textile Souk のパキスタン人とは最初英語で話していたのですが、途中で彼の仲間が輪に入って、彼らだけで母国語で話す場面がありました。なんだかヒンディーに近い響きだなと思ってインド出身かと思っていたのですが、念のため “Are you from India?” とは聞かず、”Where are you from?” と聞いてみたらパキスタンとのこと。インドとパキスタンはややこしい関係なので、インドと決めつけて質問せずに良かったと思った瞬間です笑。何しろ買い物の談笑ついでにお茶をご馳走になっていたので。 僕だって海外では頻繁に中国人や韓国人と間違われますが、最初からそう決めつけられるとやっぱり複雑な気持ちですからね。個人的に中国や韓国にネガティブな感情はありませんけれど、自分は日本人だっていつも思ってますから、大げさに言えば、自分のアイディンティティを毀損されたような気がするんでしょうね。比較的中立な僕ですらそう感じるので、パキスタン出身者にインド人かって聞いてしまったら、その場で怒り出すこともありそうです。 ドバイはアフリカ、欧州、アジアからのアクセスが良いので、本当に様々な国の人の姿を見かけました。日本やインドでも欧州、アジアからの観光客はよく見かけますが、ドバイは更にそこへアフリカからの観光客が加わり、非常に多層的な印象的でした。 そういう場所だからこそ、political correctness と言えばいいのでしょうか、国や文化の違いを意識しながらのコミュニケーションが大切になってきますよね。こちらに他意はなくとも、思わぬ一言が落とし穴になることもありそうです。こういった人種のるつぼ的な場所では、そういう部分への気配りも大切だなと、今回旅をしていて思った次第です。

ドバイ #1 – デザートサファリ

ムンバイに住んでいる間に、一度行ってみたかった場所がありました。アラブ首長国連邦はドバイです。ムンバイからは直行便で西に約3時間の距離で、その気になれば日帰りも不可能ではない距離なのです。日本からの時差は5時間、インドからは1.5時間です。 金曜日が祝日となったインド。この3連休のチャンスを利用してドバイを訪れました(このブログを書いているのは3日目の日曜日の午前です)。といっても、ドバイに来ることを決めたのは数日前。飛行機のチケットの確保とホテルの確保の後、現地に着いてからもネットで情報をかき集めながらの旅となりました。ちょっと慌ただしいですが、ガチガチに予定を組まず、その時の気分に合わせて動く旅もありですよね。 準備不足でも、カメラと衣類をバッグに入れて、パスポートを持っていれば大体なんとかなります。現金は現地の空港の ATM で引き出し、携帯電話も空港で現地の SIM カードを入手すれば電話とネットが開通です。現金と電話とネットがあれば、後は現地で大抵何とかなりますよね。それにしても、多くの国でビザ不要の日本のパスポートは本当にすごいです。 まだ8月のドバイとあって、日中は40度を超える気温で外を歩くのは大変でした。インドで暑さには多少強くなったかなと思いますが、さすがにこちらはまた次元が違いますね。もっとも移動の多くはバスやタクシーになるので、あえて外を出歩かなければ大きな問題はありませんでした。 ドバイ観光というとリゾートとショッピングのイメージが強いのですが、個人的にはそちらには興味が薄いので、初日は砂漠のドライブを楽しむことができるツアー(デザートサファリ)に参加してみました。砂漠のドライブといっても砂丘をかなりのスピードで登ったり降りたりするので、人によっては乗り物酔いになるくらいの迫力があり、4WD はまさにこのためにあるのだと実感しました。 砂漠ではちょっと風が吹いただけで、粒子の細かい砂が宙を待ってしまいます。サングラスをかけていても、その隙間から砂がよく目に入ってしまいました。中東の民、そしてラクダ、どちらもまつ毛が長いわけですが、納得です。そしてもちろんその砂は衣類の隙間にも入ってきます。中東の人々の定番である頭から下半身まで覆う民族衣装も、とても理にかなっているのですね。 砂漠地帯をドライブする途中は、所々でラクダの群れを率いて移動する人々の姿を見ることができ、そこで実際に暮らす人々の存在も実感できました。 ところで、こちらのツアーですが夜はバーベキュー付きでした。その会場のお土産屋さんでは砂を使った置物を販売していました。その場で、ガラスの小瓶の中にいろいろな色の砂を組み合わせながら、砂漠をイメージした絵と、自分の名前とラクダの絵を描いてくれるのです。 旅に出たら、モダンな観光もいいですが、現地の自然や暮らしを少しでも実感できると、思い出深い旅になりますよね。 今回の砂漠のツアーも本当に短時間でしたが、豊富に存在する砂を使って砂のアートをつくる様子や、過酷な自然環境と共存の道を模索した結果の衣装や生活スタイルから、ほんの少しだけですが、砂漠の民の姿を垣間見ることが出来ました。 以下、ご参考までにデザートサファリの概要です。 Dubai Desert Safari Tours: http://www.desertsafaritours.com/ 275 AED (8,000円弱) で、砂漠のドライブ、ベリーダンスを見ながらのバーベキュー付き。希望者はラクダにも乗れます。滞在ホテルへの送迎付き。申し込みは電話もしくはメールにて。前日でも間に合いました。

フットワークの軽く動ける仲間の存在(シンガポール #2)

昨日から土日を利用しシンガポールに来ています。 (http://phoword.com/2014/06/unusual-weekend/) 今回の2日間限定のシンガポールの旅の始まりはとてもシンプルで、そのシンガポール在住の友人が、数名の仲間に「今度シンガポールで集まらないか」という声がけをしたことが発端です。当時それ以上は明確な目的も具体的なプランもなかったと思います。 こうした声がけを頂いた時、どんなリアクションが想定されるでしょうか。 自分にとって興味深いものであれば、少なくともまずは一旦その場では「そうだね」「いいね」という肯定的な返答が生まれると思います。実現できるかどうかは分からないけれど、実現したら面白そう。そういう本心から出てくる言葉ですよね。 しかしその後はというと、そのままどんどん時間が流れてしまい、そのアイデアはなかなか動き出しません。そして何かの瞬間にふと「あれはどうなったのだろう」と思い出すものの、そのまま結局流れてしまう。というのは実際によく経験するケースではないでしょうか(実際、私もそうした経験は多数・・・)。 アイデアが出たその場では面白そうだと思えても、それを実現させるとなると、日程の調整やプランの具体化などの負荷も大きいですから、「いつか」「今度」と言っている間にアイデアが流れてしまうことも、残念ながら少なく無いと思います。 しかし今回の場合はというと、「今度シンガポールで集まらないか」という声がけに対し、一緒にいた仲間たちは「集まります。いつにしますか」という問いで返答したのでした。そしてそのアイデアがより具体化し「XX月XX日に決まりました」という案内が流れば、数日のうちに「日程を調整出来ました」「飛行機のチケット確保しました」というやり取りが行われ、一定数の仲間が集まる結果となったのです。「面白そう」と感じた自分の正直な気持ちをそのまま放置せず、実現まで皆それぞれが動いたのです(しかもかなり短期間のうちに)。 ・・・誰もが色々な「やってみたいこと」「行ってみたいこと」を心に描いていると思います。しかし、日常の忙しさや様々な制約を理由に、実現に向けた行動を先延ばしにしてしまうのもまた事実。それでも、実際にそれが実現できるかできないかの本当のところは、まずは動いてみなければ分からないもの。分からないからこそ、とにかく少しずつ動いてみることが大切なはずです。 動いてみた結果、うまくいかないこともあると思います。しかし動いてみた結果、うまくいくこと、現実のものになっていくこともまたあるはずです。結果は分かりませんが、まずは動く。当然のことですがそれが実現に向けた最も確実で最も大切なことですよね。 そうは言いつつ、私もそうですが、なかなか自分一人では動けないことも多いと思います。そういった時に何よりも有り難いのは、フットワークの軽い仲間の存在。ちょっとしたアイデアに賛同してくれ、実現に向けた具体的な行動を着実に起こしてくれる仲間がいると、毎日がとても躍動的で彩り豊かになるように思います。今回私がシンガポールで同行させて頂いた友人はまさにそうした仲間です。彼らの存在があるからこそ、私も忙しいを理由にすることなく、自分の心に素直に実現に向けたアクションを取っていくことができています。とても有り難い存在に感謝です。

異国の地にて友と過ごす週末(シンガポール #1)

週末、土日を利用してシンガポールに来ています。金曜日の深夜にムンバイを出発し、土曜の朝、チャンギ国際空港に到着しました。 シンガポール在住の友人の声がけによって、日本そしてミャンマーから仲間が参集しました。もちろんせっかくの機会ですのでシンガポールも観光してきますが、それよりも友人たちと共に時間を過ごし語り合う時間を持つという方が目的としては強いかもしれません。インターネットを介し場所を問わず連絡を取り合う手段はいくらでも存在する今の世の中です。しかし、実際に現地で会い、共にメシを食べ、そして酒を飲みながら語り合うという直の交流は他には代えがたい価値があると感じています。特に今回は異国の地まで足を運んでの再会です。お陰でとても濃密な時間を過ごさせて頂いています。 加えて今回は、シンガポールに住み働いている方々との接点も頂きました。そうした方々から聞くシンガポールの現状や今後や、さらには外から見える日本の姿などは新鮮で、とても学びとなりました。こうした新しい視点を頂けるのは海外で人に合うことの大きなメリットの一つですよね。 今年は私自身、海外在住者という立場であるため、以前よりも積極的に海外(アジア域内)で人と会う機会を持とうとしています。これまでもフィリピン、香港といった地を訪れ、今回のメンバーを中心とした仲間との時間を持たせて頂いています。日本からインドに来る、あるいはその逆にインドから日本に行くとなるとややハードルが上がってしまい簡単ではありませんが、日本とインドの中間国を利用することで今回の様に週末を利用しての行き来も不可能ではありません。 もちろん海外で人と会うためには、ある程度の旅費を捻出しなければいけませんし、いくら土日だけを利用するといっても移動のための時間や体力もそれなりに必要になってきます。私も金曜日の夜、空港でフライト搭乗直前まで仕事をしての慌ただしい出発となることもあり、さすがに手軽な旅というわけにはいきません。 しかしそれでも実際に異国の地で友人と会うという経験は他には代えがたい魅力があります。自分たちが住む場所を離れることで普段よりも意識、精神が開放され、また現地の文化からの刺激を受ける中での会話は自由かつ未来志向で大変刺激的です。そして、そうした会話から生まれてくる、生き方や働き方に関する多様な視点は今後の自分の方向性にとてもプラスの影響を与えてくれるような気がします。 例え週末という短い時間でも、異国にて仲間と一緒の時間を過ごす。これは人生を前向きに生きるにあたって、とても効果の高い投資であると実感しています。