: シンガポール

フットワークの軽く動ける仲間の存在(シンガポール #2)

昨日から土日を利用しシンガポールに来ています。 (http://phoword.com/2014/06/unusual-weekend/) 今回の2日間限定のシンガポールの旅の始まりはとてもシンプルで、そのシンガポール在住の友人が、数名の仲間に「今度シンガポールで集まらないか」という声がけをしたことが発端です。当時それ以上は明確な目的も具体的なプランもなかったと思います。 こうした声がけを頂いた時、どんなリアクションが想定されるでしょうか。 自分にとって興味深いものであれば、少なくともまずは一旦その場では「そうだね」「いいね」という肯定的な返答が生まれると思います。実現できるかどうかは分からないけれど、実現したら面白そう。そういう本心から出てくる言葉ですよね。 しかしその後はというと、そのままどんどん時間が流れてしまい、そのアイデアはなかなか動き出しません。そして何かの瞬間にふと「あれはどうなったのだろう」と思い出すものの、そのまま結局流れてしまう。というのは実際によく経験するケースではないでしょうか(実際、私もそうした経験は多数・・・)。 アイデアが出たその場では面白そうだと思えても、それを実現させるとなると、日程の調整やプランの具体化などの負荷も大きいですから、「いつか」「今度」と言っている間にアイデアが流れてしまうことも、残念ながら少なく無いと思います。 しかし今回の場合はというと、「今度シンガポールで集まらないか」という声がけに対し、一緒にいた仲間たちは「集まります。いつにしますか」という問いで返答したのでした。そしてそのアイデアがより具体化し「XX月XX日に決まりました」という案内が流れば、数日のうちに「日程を調整出来ました」「飛行機のチケット確保しました」というやり取りが行われ、一定数の仲間が集まる結果となったのです。「面白そう」と感じた自分の正直な気持ちをそのまま放置せず、実現まで皆それぞれが動いたのです(しかもかなり短期間のうちに)。 ・・・誰もが色々な「やってみたいこと」「行ってみたいこと」を心に描いていると思います。しかし、日常の忙しさや様々な制約を理由に、実現に向けた行動を先延ばしにしてしまうのもまた事実。それでも、実際にそれが実現できるかできないかの本当のところは、まずは動いてみなければ分からないもの。分からないからこそ、とにかく少しずつ動いてみることが大切なはずです。 動いてみた結果、うまくいかないこともあると思います。しかし動いてみた結果、うまくいくこと、現実のものになっていくこともまたあるはずです。結果は分かりませんが、まずは動く。当然のことですがそれが実現に向けた最も確実で最も大切なことですよね。 そうは言いつつ、私もそうですが、なかなか自分一人では動けないことも多いと思います。そういった時に何よりも有り難いのは、フットワークの軽い仲間の存在。ちょっとしたアイデアに賛同してくれ、実現に向けた具体的な行動を着実に起こしてくれる仲間がいると、毎日がとても躍動的で彩り豊かになるように思います。今回私がシンガポールで同行させて頂いた友人はまさにそうした仲間です。彼らの存在があるからこそ、私も忙しいを理由にすることなく、自分の心に素直に実現に向けたアクションを取っていくことができています。とても有り難い存在に感謝です。

異国の地にて友と過ごす週末(シンガポール #1)

週末、土日を利用してシンガポールに来ています。金曜日の深夜にムンバイを出発し、土曜の朝、チャンギ国際空港に到着しました。 シンガポール在住の友人の声がけによって、日本そしてミャンマーから仲間が参集しました。もちろんせっかくの機会ですのでシンガポールも観光してきますが、それよりも友人たちと共に時間を過ごし語り合う時間を持つという方が目的としては強いかもしれません。インターネットを介し場所を問わず連絡を取り合う手段はいくらでも存在する今の世の中です。しかし、実際に現地で会い、共にメシを食べ、そして酒を飲みながら語り合うという直の交流は他には代えがたい価値があると感じています。特に今回は異国の地まで足を運んでの再会です。お陰でとても濃密な時間を過ごさせて頂いています。 加えて今回は、シンガポールに住み働いている方々との接点も頂きました。そうした方々から聞くシンガポールの現状や今後や、さらには外から見える日本の姿などは新鮮で、とても学びとなりました。こうした新しい視点を頂けるのは海外で人に合うことの大きなメリットの一つですよね。 今年は私自身、海外在住者という立場であるため、以前よりも積極的に海外(アジア域内)で人と会う機会を持とうとしています。これまでもフィリピン、香港といった地を訪れ、今回のメンバーを中心とした仲間との時間を持たせて頂いています。日本からインドに来る、あるいはその逆にインドから日本に行くとなるとややハードルが上がってしまい簡単ではありませんが、日本とインドの中間国を利用することで今回の様に週末を利用しての行き来も不可能ではありません。 もちろん海外で人と会うためには、ある程度の旅費を捻出しなければいけませんし、いくら土日だけを利用するといっても移動のための時間や体力もそれなりに必要になってきます。私も金曜日の夜、空港でフライト搭乗直前まで仕事をしての慌ただしい出発となることもあり、さすがに手軽な旅というわけにはいきません。 しかしそれでも実際に異国の地で友人と会うという経験は他には代えがたい魅力があります。自分たちが住む場所を離れることで普段よりも意識、精神が開放され、また現地の文化からの刺激を受ける中での会話は自由かつ未来志向で大変刺激的です。そして、そうした会話から生まれてくる、生き方や働き方に関する多様な視点は今後の自分の方向性にとてもプラスの影響を与えてくれるような気がします。 例え週末という短い時間でも、異国にて仲間と一緒の時間を過ごす。これは人生を前向きに生きるにあたって、とても効果の高い投資であると実感しています。