: GR

To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, to draw closer, to find each other and to feel.
That is the purpose of life.
好きな映画は何かと聞かれてすぐに思い浮かぶのが「ショーシャンクの空に」だ。希望を捨てず、小さな努力を積み重ね、最後に自由を手に入れる主人公の姿が印象的であり、また励まされる。そして、少し前に観た「LIFE! (ライフ)」もまた、自分の中で何度も見返したい映画になりそうな気がする。
普段は海外旅行に出てしまう夏休みだが、今年はゆっくりと都内で過ごしている。昨年末に日本に帰国した後にスタートしたプロジェクトが地方常駐のもので、かつ頻繁に中国出張が入るので、都内にいるのは実質週末のみという生活がずっと続いていた。だから夏休みはむしろ自宅で過ごそうと思った。
自宅で過ごすと言っても何もせずにぼっとするというより、自分の生活環境の改善を試みている。ここ最近ずっと自分の生活に行き詰まり感があったので、まずは身の回りをシンプルにしようと思い、いわゆる断捨離を実施している。
「もったいない」という気持ちと戦いながらも、「これは本当に自分に必要か」と問いかけながら不要な本、不要な服、不要な小物を片っ端から処分中。だんだんと部屋がスッキリしていくにつれて、自分の身辺も整理が付いていくような気がする。
シンプルに、自分が好きなもの、必要なものだけを選び、それと長く付き合うような生活がしたい。

既に1ヶ月近く前の話になってしまったが、10月上旬の連休を利用してラジャスタン (Rajasthan) 州にあるジョードプル (Jodhpur) へ行ってきた。いつものように今回も2泊3日の短期集中旅行。
Colaba Causeway を歩いたことのある外国人ならほぼ100%、声をかけられたことがあるはず。謎の太鼓売り達。
彼らは観光客にこの太鼓を必死にアピールしてくる。僕はこの太鼓とインドとの関係がよくわからないのだが、アフリカに近いムンバイだから、あちらの大陸からの流れを汲んでいるのかもしれない。しかし、残念ながらこれを買っている観光客を見たことはない。以前値段を聞いてみたら交渉前の値段で 600 ルピー(約1,000円)と言われた。
Colaba Causeway の様な場所では大きなカメラは人目を引く。だから Ricoh GR を使う割合がとても高い。センサーサイズが APS-C になった現行 GR は写りも文句ないので、このカメラだけ持って出かけても不安はなくなった気がする。
僕にとってのムンバイといえばやっぱり Colaba をおいて他にはないと思う。
目抜き通りである Colaba Causeway から少し入ったところに、このマーケットがある。今となっては一人でも入っていけるようになったけど、来て間もない頃は遠巻きに見て通り過ぎるだけだった。あまりの熱気に圧倒されていたんだと思う。このマーケットに気軽に入れるようになった時が、多分、インドで暮らすという意味で足が地についた時だったんだろうと思う。
エンペラーの会インド編の途中ですが、息抜きで9月に撮った写真から何枚かご紹介(たまには iPhone じゃなくて iPad や PC など大きめの画面でも見てみてくださいね)。
ムンバイで最も身近な Black & Yellow Cab ですが、3、4台に1台くらいの割合でこうしたレトロな車種に遭遇します。タイヤが抜けるんじゃないかってくらいフラフラと左右に揺られますが、これで結構スピードを出すドライバーもいるのでなかなかスリルがあります。最初の頃は面白がって乗っていましたが、最近はだんだん避けるようになってしまいました。
9月のガネーシャ祭り(ガネーシャ・チャテュルティ)の最終日の前日に Colaba にて撮ったもの。翌日の祭りに備えて料理を準備しているようでした。
最初とこの2枚目の写真はいずれも Fujifilm X-T1 にレンズ XF23mm をつけて撮っています。35mm換算で 35mm の焦点距離ですね。街中の散歩の時のお気に入りの組み合わせ。Fujifilm のカメラは色再現に定評があり、僕もそのカメラで撮ったカラー写真の色の出方はとても好きですが、白黒は白黒で滑らかなグラデーションが綺麗です。
自宅の近くの大通りを歩いて近所の酒屋さんまでビールを買いに行きました。インドでは Kingfisher というブランドが最も飲まれています。僕もそれをいつも飲んでいます。こちらの写真は Ricoh GR にて。コンパクトなのでいつも持ち歩けるカメラ。コントラストが高いのはあえてそう撮っているため。
9月最後の夜、土砂降りの雨が振りました。たくさんの落雷も。最近は日中は雨は降らず気温もかなり上昇してきたのでモンスーンは終わりかなと思っていましたが、まだ粘っているようです。こちらはニコンの一眼レフ D600 にて。
先日友人(羅王)にカメラの話をしたとき、僕がカメラを複数台持っていることに驚かれました。写真好きにとっては当たり前の感覚なのですが、一般的にはそうじゃないのかな、と考えてみると確かにそうじゃないのかもしれません。その時の気分と状況と、取りたい写真とで使うカメラそしてレンズを選んでます。

先週の木曜日夜から日曜日にかけ、日本から友人がムンバイに遊びに来てくれました。より正確に言えば、遊びに来てくれたというよりも、僕が日本にいた時から参加していたある密会(エンペラーの会)が今回インドを舞台に開催され、それに参加するために数名のメンバーが日本からインドに来訪してくれたというのが正確な表現です。
日本から久しぶりのお客さまです。明日から数日間、日本から3人の盟友、戦友あるいは悪友がムンバイに来てくれます。それぞれ忙しい身だというのに有り難いことです。そしてますます有り難いことに、3人ともバラバラの飛行機でムンバイに到着。ロジが大変です笑。
既に彼らにはお伝え済みですが、ムンバイは観光スポットはあまりありません。インドだからタージマハルだろ、となってもタージマハルのあるアグラまで移動するのは半日から1日がかり。ムンバイからすぐに行ける観光場所としては、フェリーで行くエレファンタ島くらい。
それでも、ムンバイに来てもらえれば、見てもらえるものがあります。インド人の生き方、暮らし方。これは多分、日本のパッケージツアーでは得られないものです。ムンバイで住む僕が一緒にいるからこそ、見せられるものだと思っています。きっと何か持ち帰ってもらえると思います。
>エンペラーの皆さん、どうぞお楽しみに!
ムンバイに来てからずっと気になっていたレストランについに行ってきました。Colaba の 5-star ホテル Taj Mahal Hotel にある、Wasabi by Morimoto という日本食レストランです。一人ではもったいないので、8月からムンバイに赴任された弁護士の友人を誘って行ってきました。
1月にムンバイに来て既に8ヶ月が経過していますが、これだけ日本食に飢えながらも今まで訪れなかった最大の理由、それはそのレストランの料金です。噂によれば一人あたり 10,000 ルピーはかかると書いてあり、それは実に日本円にして 17,000円。貴重な日本食とはいえそこまでの贅沢をして良いものか迷っていたのです。しかし賛同してくれる友人のお陰で気持ちが盛り上がり、今回、初挑戦してきました。
お店の雰囲気はモダンです。メインとなる寿司・刺し身のカウンターに加え、鉄板焼きのカウンターの2つが同居しています。寿司と鉄板焼きがレストランに同居するというのは日本だとまずありえませんが、日本食が貴重なムンバイにおいてはそれもまた合理的な判断ではないかと。今回は寿司カウンター (Sushi bar) に座りました。
フードメニューを見ますと、値段はさすがです。大トロの握りが一貫あたり 900ルピーほど(1500円強)です。しかしここまで来てビビっても仕方ないので、値段はあまり見なかったことに。二人で相談して、土瓶蒸し、揚げ豆腐、そして寿司と刺し身の盛り合わせを注文しました。お酒は日本酒、といきたいところですが、1合あたり5000円くらいするので今回はワインのボトルを注文。
ネタは全て築地から空輸されているだけあって、新鮮で美味しいです。さすがに日本の一流店との比較はできませんが、それでも日本で食べる寿司と大きくは遜色ありません。久しぶりにちゃんとした日本食を食べている気分に浸って幸せです。うなぎの握りも頂きました。
そして、日本食に飢えた二人ですので、結局、寿司だけではモノ足らず、鉄板焼きも注文し、Wasabi の看板メニューを大いに楽しませていただきました。最終的にお値段はうわさ通りの水準でしたが汗、それくらいの贅沢をしてでも、ここムンバイでこれだけちゃんとした日本食を食べられるのは有り難いことです。
カウンターで寿司を握っていただいたのは、ムンバイに来て一年ほどの日本人の職人さん。寿司のネタを見ながら、カウンター越しに日本人の職人さんと日本語でお話できるのもまたここでは貴重です。友人と一緒に、とても幸せな時間を過ごさせて頂きました。また来てくださいねと言われましたが、気軽に来れる場所ではないので笑、帰国前に再訪問できるかどうかといった感じです笑。
最近 Facebook の投稿に度々新サンマの写真が登場するようになり笑、日本に秋が到来しつつあることを感じます。食欲の秋ですね。まだ少し早いですが、木々の彩りの移り変わりも美しい季節も近づいてきました。カフェで読書なんてのもいいですね。日本人として、「秋」という響きを聞くだけで色々なものが連想できます。
モンスーンが終わりつつあるムンバイは、青空が見える日も増えてきています。そして以前よりも太陽の光がより強く届き、夕日が建物をオレンジ色に照らすようになりました。といってもこちらは湿度が高いせいか、日本の秋空のような、透き通るような青や辺り一面が染まるような赤ではありませんけれど、それでも毎日どんよりとしていたこれまでの数ヶ月よりはずっと良いですね。
そんなことを考えながら以前撮った写真を見返していました。何気なく撮った写真ででも、今見返すと、うーむ、日本はいいなぁと改めて思うものばかり。
ムンバイは一年を通じて温暖な気候なので、モンスーン以外に自然を通じて季節を感じるものもがあまりありません。旬の食べ物も聞いたことがありませんし(きっとあるのでしょうが)、もちろん紅葉もありません。
僕がムンバイに生まれていたら(インドは広いのでムンバイに限定)、秋に対してどんなイメージを持っていたんだろうと思います。秋 (Autumn) という季節があることは知っている。夏の終わりと冬の始まりの間にあることは知っている。それは雨季が終わる時期で、そしてディワリ(インド最大のお祭)の時期だ。そんな感じなんでしょうか。
春には桜を愛で、夏には緑いっぱいの自然を満喫し、秋には紅葉を楽しみ、そして冬には雪が降る日本。いいですね。本当にいいなと思います。
別にホームシックになってるわけじゃありません、まだまだインドで頑張れますよ笑。