ドバイ #2 – Big Bus Tours で市内観光

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ドバイ2日目は、ドバイ市街地へ。昨日のデザートサファリでニュージランドから観光に来ているグループとご一緒したのですが、市内観光は “Big Bus Tours” を利用すると良いよと教えてもらいました。有益な現地情報を頂き感謝です。これは $66 (2014年8月現在) のチケットを買えば、終日市内を走る観光バスに乗り降りしながら各スポットを回ることができるというもの。タクシー移動も比較的安価にできるドバイなので、$66 はやや割高な印象ですが、こちらは2階建てバスで見晴らしも良さそうですし、おまけで博物館などのチケットも付いてくるので利用してみることにしました。

ドバイの市内観光は大きく2つに分けることができそうです。一つは旧市街と言いますか、昔ながらの市場を中心としたエリアを回るものと、もう一つは近年急速に発達したモダンな建築物を回るものです。Big Bus Tours はそれぞれのエリアに合わせ2つのルート設計になっており相互を自由に行き来可能です。

 

アラビア語で市場はスーク (Souk) と呼ばれます。ドバイには3つの有名な Souk があり、それぞれ Textile Souk (繊維品市場)、Spice Souk (スパイス市場)、Gold Souk (貴金属市場) と呼ばれています。いずれも近接しており互いにアクセスしやすい場所に存在しています。冒頭の写真は Spice Souk にて。スパイスといっても、インドのマサラとはまた違った感じですね。色もやや落ち着きがあります笑。

Textile Souk から Spice Souk または Gold Souk へ移動するには入江 (Creek) を渡る必要がありますが、このために Abra と呼ばれる小型の船が運行しています。これに乗るのもまた観光では定番のようでした。一人 1 AED (約30円) です。

 

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ドバイはどこに行っても外国人労働者ばかりです。人口の 90% が外国人というデータもあります。

例えば、昨日のサファリツアーのドライバーはスリランカ出身、ホテルから市内まで送ってくれたドライバーはインドのケララ州出身、そして Textile Souk での買い物で対応してくれた売り手はパキスタン出身でした。ドバイの労働環境は過酷と聞きますが、それでも母国で働くよりは収入が良いので、皆家族を母国に置いてドバイで単身で働いているのでした。収入が良いといっても、そう簡単に帰国できるわけではないでしょうから、長期単身赴任です。インドのケララ出身のドライバーは1年から1.5年ごとに帰国しているとのこと。その覚悟たるやすごいなと思いました。

 

ところで、Textile Souk のパキスタン人とは最初英語で話していたのですが、途中で彼の仲間が輪に入って、彼らだけで母国語で話す場面がありました。なんだかヒンディーに近い響きだなと思ってインド出身かと思っていたのですが、念のため “Are you from India?” とは聞かず、”Where are you from?” と聞いてみたらパキスタンとのこと。インドとパキスタンはややこしい関係なので、インドと決めつけて質問せずに良かったと思った瞬間です笑。何しろ買い物の談笑ついでにお茶をご馳走になっていたので。

僕だって海外では頻繁に中国人や韓国人と間違われますが、最初からそう決めつけられるとやっぱり複雑な気持ちですからね。個人的に中国や韓国にネガティブな感情はありませんけれど、自分は日本人だっていつも思ってますから、大げさに言えば、自分のアイディンティティを毀損されたような気がするんでしょうね。比較的中立な僕ですらそう感じるので、パキスタン出身者にインド人かって聞いてしまったら、その場で怒り出すこともありそうです。

 

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ドバイはアフリカ、欧州、アジアからのアクセスが良いので、本当に様々な国の人の姿を見かけました。日本やインドでも欧州、アジアからの観光客はよく見かけますが、ドバイは更にそこへアフリカからの観光客が加わり、非常に多層的な印象的でした。

そういう場所だからこそ、political correctness と言えばいいのでしょうか、国や文化の違いを意識しながらのコミュニケーションが大切になってきますよね。こちらに他意はなくとも、思わぬ一言が落とし穴になることもありそうです。こういった人種のるつぼ的な場所では、そういう部分への気配りも大切だなと、今回旅をしていて思った次第です。

 

この日は夕方以降、近年発達したモダンなドバイの姿を見て回りましたが、一旦ここで区切ります。

 

ドバイ初日の様子はこちらです。 http://phoword.com/2014/08/dubai-1/