LIFE!

R004187 GR GR LENS

Way back to Japan
Ricoh GR

 

To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, to draw closer, to find each other and to feel.
That is the purpose of life.

好きな映画は何かと聞かれてすぐに思い浮かぶのが「ショーシャンクの空に」だ。希望を捨てず、小さな努力を積み重ね、最後に自由を手に入れる主人公の姿が印象的であり、また励まされる。そして、少し前に観た「LIFE! (ライフ)」もまた、自分の中で何度も見返したい映画になりそうな気がする。

 

変化の内日常でただ静かに暮らす男ウォルターが、雑誌 LIFE 最終号の表紙を飾るはずだった写真のネガを求め、その写真を撮影した冒険家を探す旅に出る物語。

最終的にネガは見つかるのだが、それまでにウォルターはアメリカを飛び出し、エキサイティングな経験を重ねていく。そしてこれは俳優ベン・スティラーの演技力も素晴らしいけれど、旅を重ねるにつれ、本人の顔が別人のように逞しくなっていく。

もちろんその旅に出て新しい世界を見たからといって、その後に待っている日常に戻ったとき、世界が大きく変わる保証はないと思う。それでも、人はいつでも旅に出て、新しい世界を見ることができるのだと気づかせてくれる。生きることに肯定的になれる映画だと思う。

 

映画の終盤で、ウォルターはついに写真を撮影したショーン・ペンに出会う。ショーンは山奥で幻のヒョウを追っていた。まさにカメラのファインダー越しそのヒョウが現れた時、ショーンはシャッターを押さず、ただだまってその姿を見つながらこう言う。

“I just want to stay in the moment.”

膨大な情報が目の前を通り過ぎる忙しい今の時代において、こうした感覚を大切にしたいもの。結局、僕たちは何をどうしようと今を生きること以外にできないのだから、今を大切にしなくてはいけない。

 

この映画、雄大な景色も楽しめるし、随所に流れる音楽もまた素敵なので、まだ観ていない方はぜひ。