ヒンディーを学びます

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先週末から英語に並びインドの公用語であるヒンディー (Hindi) を学び始めました。

インドは多数の言語が混在する国で、地域によって話される言語が全く異なるのですが、ヒンディーはというと、本来は北インド地方で広く使われている言語になります。ニューデリーやタージマハルで有名なアグラなどがある地域ですね。

一方で私が住んでいるマハラシュトラ州ではマラーティー (Marathi) が本来のローカル言語といえるのですが、さすがに公用語のヒンディーはムンバイのような都市では普通に通用する様です。

ご参考: http://www.mapsofindia.com/culture/indian-languages.html

(余談ですがその他言語性ゆえに、インドでは公用語 (Official language) は存在しても、国語 (National language) は存在しません。)

 

私がヒンディーを学ぶという事について、知的好奇心以外に実用的な意味があるとすれば、インド人の皆さんとより親密な関係を築きやすくなるであろう事と、英語が通じない現地の人々とも会話できる事、そして、ヒンディー訛りの英語を聞き取りやすくなる事ではないかと思います。

 

関連する話として、インドではどれくらいの人が英語を話すのかという点は興味があることかと思います。

Wikipedia によれば、「1991年の国勢調査によると、178,598人(調査対象者の0.021%)が英語を母語にしており、9000万人以上(同11%)が英語を第一、第二、ないし第三の言語として話すとしている。」とありますが、20年前のデータなので今はその割合はさらに増えているでしょう。

私がインドで生活する中での感覚としては、大企業に努めるインド人であればほぼ全員が流暢な英語を話し、街中で外国人も活用するショップやレストラン、ホテルなどの従業員も会話するに全く困らないレベルの英語を話します。それ以外で私がよく利用するタクシーの場合は、ドライバー次第ですが、平均値としてはカタコトで行き先を伝えるには支障のない水準といった感じです。

 

それにしても、一定水準以上のインド人が話す英語は(訛りはあるにしても)とても流暢で尊敬するばかりです。幼い頃から英語で教育を受け、考え、議論してきた賜物でしょうね。彼らの英語を聞いていると自分の未熟さがより明確になりますし、もっと英語も使えるようにならなければとの想いが一層強くなります。

日本では、英語を話す以前にまずは母国語がきちんと使えるようになるべき。英語を話せても、思考が浅ければ仕事はできない。という議論も多く聞かれるところです。その主張に対し私は全く異論はないのですが、そうは言ってもやはり英語が使えるということのメリットはとても大きいし、その逆の場合のデメリットも大きいなと、ここインドで生活していて強く感じています。

英語が話せるインド人は、海外の情報を貪欲に取り入れ、さらには国境を軽々と超えて世界に出て行きますし、逆に英語が通じるインドには他国からも色々な人々が観光に仕事に訪れています。ヒンディーが全く使えない私も、英語が通じるという恩恵にあずかっています。もしここインドで英語を使える人が限られていたらとても暮らしていけそうにありません。

やはり英語は世界標準言語であって、それが使えるかどうかで見えてくる世界は全く変わってくるのだと思います。日本語は素晴らしい言葉ですし、英語よりもまずは正しい日本語をというのも当然ですが、だからといって英語を後回しにして良いのかと言うと、とてもそうは思えないというのが正直な気持ちです。

正しい日本語を使うことと、一定レベル以上の英語を使うことと、どちらが先かというのではなく、どちらも力を入れなくてはならないのだと思います。

 

(後半は表題とあまり関係のない話になってしまいました)